ビジネスポリシー
100円をにぎりしめてくる子どもたちのお金の使い方は、いろいろあります。

・10円のガムとグミ、全部あたりつきのものを10こ買う
・イカが好きなので20円の甘イカを5こ買う
・60円だけつかってあとはおさいふの中に残す
・50円に、ためてた50円分の当たりをたして100円分買う
・当たりをつかって今日はお金はつかわない

しかし、みんなに共通することは、考えて買っているということです。
最初からなにを買うかきめている子も、なにを買うかパッと決められる子も、一生懸命
なやんで買う子も、みんな必ず考えて考えて、もしかしたら前の夜から考えて駄菓子を
買います。

彼らがもっているお金は、おそらく誰かからもらったお金です。それが例えば何か人の
役に立つことをしてもらったおだちんだったり、ごほうびだったりしたらなおのこと、
彼らはそれを元気よく堂々と楽しく、そしてよく考えて使います。そうしているうちに、
たのしくお金を使うこと、なにかと交換できること、今日全部使わないで次にとっておく
こと、当たりがでたらすぐ使わなくてためておくこと、つまり大人の世界とおなじお金の
役割、交換すること、貯めること、殖やすことの基礎を本人達は気づかないうちになんと
なく学んでいるのではないかと、それも楽しく学んでいるのではないかと思います。ワタ
クシの大好きな作家本田健さんの著書にあるように、お金とのつきあい方は、大人になっ
ても、むしろ大人になってからのほうが、健康的で楽しく自分を向上させてくれるもので
なくてはなりません。でないと、人生がおもしろくありません、残念すぎます。ですから、
いまみんなが駄菓子を買うときの、あの前向きな気持ちを、「ほんとうにほしいものを自分
で考えて買う」ことの喜びを、いつまでも大切に憶えていてほしい!と思うのであります。

みんなの大好きなお金が、大人になってからも大好きで楽しい人生の要素となってもらえ
るように、お金以外のいろいろなことも絡めながらマネキン堂を続けていきたいと今日も
考えています。